導入事例のご紹介
金次 賢吾 さま
配電技術部 配電工法・安全グループ
今回、オリジナル空調服®を作成する上で最も重視したのが風の導線です。ウェアの上からのハーネス着用を前提に検討し、従来品ではベルトが干渉する部分は風を遮ってしまい、効果が限定されておりましたが、㈱空調服独自開発のスーパースペーサーをウェア内側に取り付ける事で、ハーネスを着用した際でも空気流通路を確保し、取り込んだ風がウェア内全体行き届く仕様となっております。また、ハーネス着用時にファンと干渉しない様、取付位置について何度も検証を行い、更に脇にベンチレーションを追加することにより、動く度に脇部分から換気され、体温を効果的に下げることができる仕様となっております。夏の現場は熱中症リスクが高く、命の危険に繋がる事もあるので、安全で快適な仕様に一新することができ、本当に良かったと感じております。
中国電力ネットワーク株式会社は、広島県広島市に本社を置く送配電会社。中国電力株式会社から分社し、中国地方5県と隣接県の一部での一般送配電事業（送電線や電柱の維持管理、電力系統の運用）や離島における発電事業を行っている。「今まで使用していた既製品は、ハーネス着用時に風の流れを遮ってしまい、本来の性能が発揮できていない事が課題でした。その課題を解決する為に、オリジナルの空調服®を作ろうと考えました」と金次氏は語る。完成した空調服®はハーネスに干渉しない位置にファンを配置。内側にはメッシュ状の素材を付ける事で、空気が全体に行き渡る仕様となった。新しい空調服®で心機一転した中国電力ネットワークはこれからも街の安心と安全を守っていく。
ユニフォーム詳細
今回作成したオリジナル空調服®︎はハーネスを着用した際でも、内側に取り付けるスーパースペーサーが空気流通路を確保し、取り込んだ風がウェア内全体行き届く仕様となっています。また、ファンの位置も既製品よりも上につける事でハーネスとの干渉を避けています。
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![中国電力ネットワーク株式会社のユニフォーム]()
POINT 01ポケットには高所作業時の携帯電話や、道具の落下を防ぐリングを採用しています。
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![中国電力ネットワーク株式会社のユニフォーム]()
POINT 02ファスナーにはグローブ着用時でも開閉がし易い部材を取り付けています。
バックスタイル
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![中国電力ネットワーク株式会社のユニフォーム]()
POINT 01株式会社空調服が独自開発したスーパースペーサー
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![中国電力ネットワーク株式会社のユニフォーム]()
POINT 02脇部分にベンチレーションを採用する事で夏場の熱中症対策にも繋がります。
